メンテナンス工事の種類
- 給排水衛生
- 電気設備
- 空調設備
- 建具修繕
- 内装
- 塗装・防水
- 屋根・外壁
- 外構・舗装
- 解体
給排水衛生
給排水設備は、水を給水する「給水設備」と、使用後の水を排水するための「排水設備」を
備えています。
給水設備…水道管(給水管)、貯水槽、給水ポンプ、給湯設備など。
排水設備…台所水、風呂水、トイレ、雨樋の水の排水溝など。
水は生死に関わるもの、ライフラインの中でも重要性の高いものであるため、給排水設備の点検・メンテナンスは必要不可欠と言えます。
たとえば、企業のビルの多くは上水道の水を貯めるために貯水槽(貯水タンク、給水タンクなど)を設置しており、貯水槽から給水ポンプによってビル全体に水を行き渡らせるという仕組みをしていますが、貯水槽は設計不備、施工不良、管理不十分などによりトラブルが起き得る設備です。
建築基準法やビル管理法においても定期的な点検・メンテナンスが義務付けられている、給排水設備のメンテナンス・工事を行っています。
電気設備工事
ビルや工場の電気設備は、会社の命綱と言えるものです。
災害の多い日本で会社経営をされている方にとって無視できない課題であるBCP(事業継続計画)には電源確保も含まれており、電気設備のメンテナンスはもはや企業の必須科目となりつつあります。
電気系統のトラブルは経営に致命傷を与えることもありますが、定期的なメンテナンスをおこなうことで故障を防ぎ、ダウンタイムを最小限にすることが可能です。
特に、工場や冷蔵倉庫などの大型施設は、高圧電力を使用しており、消費する電力も大きいため、受変電設備の点検・メンテナンスが欠かせません。
電気設備の工事・メンテナンスは月次、年次で対応致します。
空調設備工事
換気設備・空調設備(空気調和設備)は、温度や湿度、気流の調整や、空気清浄をおこなう設備の総称です。
業務用の場合、ヒトのための「保健用空調」とモノのための「産業用空調」があり、具体的にはオフィスに設置してあるエアコンは保健用空調、工場にある空調設備は産業用空調と呼ばれています。
空調設備の冷媒ガス漏れやドレン排水漏れを放置していると、従業員の健康を損ないます。室内の二酸化炭素上昇は労働意欲の低下を招きかねないため、空調設備の定期的なメンテナンスが必要です。
室内空気環境測定、冷媒ガス漏れの点検・圧力測定、ドレン排水漏れの確認、空調フィルターの汚れなど点検・メンテナンスを定期的にご依頼頂くことができます。
建具修繕
工場には防火設備、気密ドアや遮音ドアが設置されています。特に防火設備の改修については、規制や基準が存在します。
一般的な規制は、防火扉や遮煙扉、火災警報システム、避難経路と非常口などです。
これらの防火設備や改修は、工場の種類や規模、地域の法令・規制に応じて異なる場合があります。
そのため消防法や建築基準に基づいて、適切な防火設備を設置し、定期的な点検と保守を行うことが重要です。
内装工事
10年後のことを考えて適宜内装工事をおこなうことで、建物の価値が下がるのを防ぐことも可能です。賃貸ビルでは内装を変えることで入居者アップ、オフィス・工場では働く人のQOLにつながり非常におすすめです。
塗装・防水工事
塗装工事や防水工事は、建物を長く使用したい方には必須のメンテナンスです。
塗装や防水のメンテナンスをせずにいると、風雨や紫外線にさらされて建物が劣化していきます。 特に工場では屋外の配管架台や配管の腐食が進行します。
このようなトラブルを防ぐために、修繕計画に基づいた定期的な塗装・防水工事をお薦めいたします。
屋根・外壁工事
屋根や外壁については、ヒビが入り雨漏りがするまで放置してしまうお客さまもいらっしゃいますが、修繕費用が高くなります。
特に屋根は目に届きづらい場所にあるため、劣化の進行に気づかず、放置してしまいがちです。メンテナンス費用を最小限にするコツは修繕計画に基づいて定期的な補修を行う事です。
外構・舗装工事
建物の外側にある構成物を外構と呼んでいます。倉沢建設では、外塀(万年塀、ブロック塀、ネットフェンス、大谷石塀)、植栽、雨水浸透設備、舗装工事(コンクリート舗装、アスファルト舗装など)などのメンテナンスを行っています。
特に工場や倉庫ではアスファルト舗装が陥没しやすい事例が多く、地盤改良を行った上で舗装工事を行っています。
解体工事
解体工事では、木造建物、鉄骨建物、鉄筋コンクリートなど全ての構造の解体を行っています。
解体工事は騒音や振動をともなうため、近隣対策が不可欠です。また、アスベスト含有建物も法令に基づいて解体しています。